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このサイトへの悪質な妨害行為 | 手話コーラス 三つの誤り

続・このサイトへの悪質な妨害行為

実は、このサイトに対する妨害行為は、まだ続いています。
どこの誰がやっているのかはすでにわかっており、ここで名指しで暴露しようとも思いました。が、公開することについて検討してみたところ、いろいろと問題があることがわかり、名指しでの公開は取りやめることにしました。

  1. So-net のサービス利用規約に制限がある。
    U-Page+ サービス利用規約に、次の禁止条項があります。
    「2.利用者は、本サービスのご利用にあたり、特に以下の行為を行ってはならないものとします。
    (中略)
    (4) 本人の同意を得ずに、第三者の個人情報を掲載する行為」
  2. 正体を暴露しても、たぶん、相手はやめない。やめても、別の所に変えてまた嫌がらせを繰り返すだけ。
  3. 暴露したことを理由にして、こちらへの非難を強化してくる。プロバイダにも圧力をかけてくるだろう。

というわけで残念ですが、嫌がらせをしている相手の名前を出すのはやめることにしました。しかし、妨害行為をしかけている人はまだいることを皆さんに知らせたいと思います。こういう事情なので、相手を特定できる情報は提供できませんが、だいたいの事実経緯を知らせる程度なら、できると思います。

なお、SEO (検索エンジン最適化) の話が続きますので、話が難しいと感じる人もいるでしょう。そういう方は、僕のサイトに嫌がらせをしかけている奴がいることを了解していただいた上で、「妨害行為をしかけている相手について」の章まで飛ばしてください。

※ 追記 [2007/02/26]
新しい動きがありました。YST での自分のサイトの扱いが変わったのです。一時的な動きかも知れないと考えて、一ヶ月以上、様子見していましたが、どうやらこれで定着しそうな感じです。これについては、「YST でのランキング操作」の章の末尾に、追記の形で説明します。

YST でのランキング操作 

相手のやっていることは、主に YST (Yahoo! の検索エンジン) でのランキング操作です。「手話コーラス」での検索結果を、不正に操作しているのです。僕のサイトを低位に落とし、自分のサイトをより上位に上げています。

本当は、Google や MSN の検索エンジンにもランキング操作をやっていますが、こちらのサイトへの嫌がらせになるほどの成果は出ていません。自分のサイトの「手話コーラス」検索結果は、Google や MSN ではずっと不動の一位です。この一位の座の強固さは、Biglobe で検索すると、ハッキリとわかるはずです。左に出ているページランク値が、自分のサイトでは10、二位以下はゼロ、なのですから。(現在は Biglobe 独自のランキング表示は無くなっています)

はっきりと妨害の成果が出ているのは、YST に限られているようです。その手口を説明します。

検索結果に有利なブログの設計

ブログの持つ特質をうまく利用しています。
まず、ブログ自体が、検索エンジンでの検索結果に有利なように設計されています。そこのブログでは、各ページにタイトルと「最新の記事」「最新のコメント」の欄が設けられています。

[ブログで新しい記事にリンクが集中する模式図]

ブログに新しい記事が加わると「最新の記事」に、新しい記事のタイトルが出ます。閲覧者からのコメントがつけられると「最新のコメント」に、新しい記事のタイトルとコメント者の名前が入ります。これが、新しい記事へのリンクになります。ブログに入っている記事すべてのページに、新しい記事へのリンクがつきます。つまり、何百件もの記事を持っているブログだと、何百個ものリンクが新しい記事に集中するわけです。

最近の検索エンジンは、ページ間のリンク関係も評価に入れてます。そのため、一つのページにたくさんのリンクが集まると、検索エンジンでの評価が高くなってしまうわけです。これが、最近の検索エンジンスパムの主要な手口になっています。検索エンジンを運営する方もこれを問題視しており、対策を取っています。この対策がうまくいっているのが Google でして、だから相手の妨害行為が Google ではうまく行かないのだと思います。

その嫌がらせをしかけているブログのサイト、実はほぼすべてのページが YST 検索エンジンに登録されています。これは他のプロバイダのブログには見られない現象です。他のプロバイダのブログでは、一部のページしか登録されていません。そのため、新しい記事が検索結果でむやみに上位に上がることはないのです。が、そこのブログでは多くのページが登録されるため、多数のリンクが発生して最新の記事に集中してしまうのです。

これに加えて、トラックバックの画面、アーカイブの画面にまで「最新の記事」「最新のコメント」を入れており、記事数の二倍半ぐらいにまでページ数・リンク数を水増ししています。他の普通のブログの場合よりもリンク数を十倍以上にも増やし、ランキングを上げる効果を増強している、そういう風にブログが設計されているのです。

ブログ自体がそういう設計になっているのですから、そこを利用している他のユーザにも同じことが起きています。実際、記事を追加するたびに検索エンジンで自分のブログが、やたら上位に上がることに気づいたユーザがけっこういました。

最近に「グーグル、ヤフー、MSが提携--ウェブインデックス作成機能を共通化へ」というニュースが流れたので、調べてみてわかったことですが、YST にもサイトマップがあったのです。YST に自分のサイトのページを登録してもらう仕組みで、そのブログも活用していたのでした。Google にもサイトマップがあることは知ってましたが、YST にも同じものがあることは、最近まで公開されてませんでした。僕は前から「YST にも Google のサイトマップみたいなものがあるんじゃないかな」と推察してましたが、この推察は正しかったのですね。

YST でのキャッシュの操作

さて、上記の説明だけなら「公開されてなかった情報を先取りしてずるい」とは言えても、妨害行為とまでは言えないだろう、という指摘はできると思います。が、この手口はまだ先があるのです。

YST へのページ登録には、実は二種類あります。「キャッシュ付き」「キャッシュなし」です。
検索結果で各ページの情報の末尾にある「キャッシュ」をクリックすると、YST に保存されているページが表示されます。これがキャッシュ。このキャッシュがないページ情報もあるのです。

[YST 検索結果に見られる、キャッシュを表示するアンカー]

YST の場合、「キャッシュなし」のページは「キャッシュ付き」のページよりも評価が低くなります。そのページ内の情報を持っていないのですから、新しいキーワードで検索されても、そのページにキーワードが入っているかどうか調べようがないわけです。

[YST での各ブログの キャッシュ数-総ページ数 単回帰分析のグラフ]

ここで、左のグラフを示します。妨害行為を働いている相手のブログが入っているサイトについて、各ブログ毎の YST に登録されている「キャッシュ付き」のページ数と総ページ数の分布を示したものです。この分布を「単回帰分析」という統計学の手法で解析しました。妨害行為を働いているブログを、青色で示してあります。

ばらつきはありますが、平均すれば「キャッシュ付き」のページ数は全ページの 20% あまりになります。で、妨害行為を働いているブログの場合は、40% を超えています。平均の二倍もキャッシュされているのです。ばらつきの確率的範囲を示す 99% 信頼区間を超えた所にあり、明らかに不自然な結果です。統計学的に、偶然にこのキャッシュ数になる確率は 1% 以下になることを示しています。

そのブログは、「キャッシュ付き」のページを故意に増やしているのです。その結果、そのサイトの他のブログよりもさらに二倍、リンクによるランキング向上の効果を増強しています。さらに他の方法で調べて、そのブログは故意に YST での「キャッシュ付き」「キャッシュなし」を登録し分けていることを確認できました。

明らかに、通常のユーザには不可能な手段を使って、YST でのランキング向上をはかっています。

従来の検索エンジンスパムの手口で分類すれば、「リンクファーム」にあたると思います。しかし、これはブログの特質をうまく利用した、新しい巧妙な手口です。少なくとも、他に類似の報告例を見たことがありません。

他にもキャッシュ数をふやしてランキング操作しているブログがあるかどうか、調べてみました。そこのプロバイダの社長のブログがソレだと判明。こっちの方は、八割以上もキャッシュされてました。こちらに妨害行為をしかけているブログの、さらに二倍。これで、ランキング向上をはかっている相手のサイトを調べてみて……愕然。障害者関係の団体なのですが、暗部を見た思いです。多くの人は知らずにこの団体に寄付しているようですが、僕は寄付しないことにしよう……。

YST 内部でのランキング操作

さらに、YST 検索エンジン側でもランキング操作がされています。

実は、YST にクレームをいれると、ランキングが動きます。いつでも動くとは限らないし、自分にとって有利になるとは限りませんが、ともかく動くのです。この事からも、機械的に処理をしているわけではなくて、人為的な操作が入っていることがわかります。他にも、いろいろと根拠がありますが、長くなるのでこれくらいにします。

通常は検索結果には、一つのサイトからは二つのページしか表示しません。多くのページを出すと煩雑になるので、フィルタをかけて省略してあるのです。僕は、YST 検索結果からフィルタをはずす方法を見つけました。これによってランキングの具体的な挙動がよくわかるようになり、「ランキング操作している」と確信できるようになりました。

「どうも自分のサイトの、YST でのランキングがおかしい」と感じている人は、この方法でチェックしてみてください。このフィルタをはずすには、YST の検索結果の URI に「&dups=1」パラメータを追加してやればいいのです。
Google の場合は「&filter=0」を追加してやれば、フィルタがはずれます。MSN のフィルタをはずす方法は、まだわかりません。

もう一つ、「site:hoge.ne.jp キーワード」と検索して、自分のサイトの範囲内での検索結果もチェック。そのキーワードについての、自分のサイトでの評価の高いページ順に並ぶはずです。これを、上記でのフィルタをはずした結果と比較してみてください。一致しないことがわかるはずです。

これは YST だけの現象でして、Google では一致します。というか、一致するのが本当なのです。
これで定点観測を続けてください。どういう時にランキングを動かしているか、が見えてくるようになるはずです。YST でのこういうランキングの操作は、わりと広くおこなわれているようです。自分のサイトでも、「ランキング操作をやってるな」と感じるキーワードが「手話コーラス」以外にもあります。ただ、こちらの方は妨害の意図は感じませんでした。

[YST「手話コーラス」検索結果の変遷]

上図が、YST で「手話コーラス」を検索した結果について、自分のサイトと妨害行為をはたらいているサイトの順位の変遷をグラフ化したものです。大部分は、相手のサイトが上位になっているのがわかるでしょう。

2006/4/13 に、僕のサイトが8位から97位に落ちたのが、グラフで読み取れると思います。原因は不明。落下する要因が見あたらないのです。人為的な操作で落とされた、と感じています。が、20日目で10位以内に戻りました。

2006/8/27 から、妨害行為をしかけている相手のランキングが急に乱れてます。これは原因がわかる。某 SNS で、自分のサイトに妨害行為をしかけている奴がいることを暴露したから。妨害していることを隠すために、自分からランキングを下げているんです。

本当は、このまま相手が妨害行為をしかけるのをやめてくれることを期待していました。が、最近になってまた元通りになってしまいました。相手はどうやら開き直ったようで、妨害行為をやめる気がないのです。そういう経緯があったので、この「続・このサイトへの悪質な妨害行為」を書くことになったわけです。

自分のサイトは YST に守られていた

ここで、このグラフからわかる、もう一つ面白い点を指摘します。
自分のサイト、2006/4/13~5/3 を例外として、常に上位10位以内に入っているのです。こうしてグラフを作ってみて、自分でもビックリしました。YST の検索結果で表示される第一ページには、自分のサイトが必ず入っていることになるのです。

これは僕の推察ですが、本物のコンテンツを持っているサイトには、むやみに下げるのを禁止する内規があるのではないでしょうか。ランキングの操作を無条件で許してしまうと、検索エンジンとしての検索精度が悪くなってしまうのです。検索精度を下げないために、制限を課しているのだと考えられます。

そうだとすれば、YST は妨害行為を働く相手から、自分のサイトを守ってくれていたことになります。それでも、YST にランキングを操作されてることに違いはないわけで、自分としては不愉快ですが…… でも、妨害している相手はもっと不愉快でしょうね。どうしても、僕のサイトが11位以下には下がらないのですから。YST としては、「もっと上位に上げろ」という業者の注文を聞く代わりに、僕のサイトを10位以内にとどめることで、ランキングの調整をはかっているのだと思います。

この説明がかなりはしょっている理由

この「YST でのランキング操作」は、かなりはしょって書いています。本当は豊富なデータ・裏付けを取ってあるのですが、いちいち具体的に立証しながら書くと、ものすごく長い論文になってしまうからです。相手を特定できないように書く必要がある、という理由もあります。人によっては、信じられない内容もあるでしょう。まあ、本気で調べればどこの誰なのかだいたい見当がつくかも知れません。それでも、どうしてもわからない方、本当なのか確認したい方は、僕にたずねてください。非公開の場でなら、説明できます。

追記・ようやく YST での制約がはずれた [2007/02/26]

2007/01/19 に、YST での自分のサイトのランキングが大幅に変わりました。YST での検索結果が、多くのキーワードで上位に表示されるようになったのです!! それまでは、上位に表示できたキーワードは数個しかなかったのですが、1/19 以降は何十個ものキーワードで上位表示されるようになりました。

これは、Google での検索結果によく似たものになっています。もちろん、検索エンジンが違うのですから、内容には相違があります。それでも、Google や MSN、Ask での検索結果にだいぶ近くなっているのです。以前と比べて、不自然さのない検索結果になりました。

[YST から自サイトへの アクセス件数/日 グラフ]

ここに、YST 検索エンジンから自分の「マンガの中の聴覚障害者」サイトに来た、日毎の件数のグラフを示します。1/19 を境にして、アクセス数が増えているのがわかるでしょう。多くのキーワードで、アクセス数が増えたのです。1/19 以前と比べて、二倍以上に増えています。

ここで問題とした「手話コーラス」については、そんなに件数は増えてません。実は、一つ一つのキーワードは、大して集客力のないマイナーなものばかりなんです。一つのキーワードについてせいぜい 2~3件/日 程度です。それでも、何十個もそろえば全体としてはそれなりの件数になるわけです。

何をしたのかと言うと……実は SEO 的には何にもしてないんです。(舞台裏ではイロイロありましたが) 何もしてないのに、ランキングが上がった。YST 検索エンジンのアルゴリズムが変わったわけでも無いようです。もしそうなら、他のサイトでもランキング変動が起きるはずなのですが、起きてないのです。なので、検索結果を見ると、他のサイトに変動がないのに、僕のサイトだけランキングが大幅に上がった結果になってます。

実は、検索されたことのないキーワードでも、ランキングが大幅に上がっていることを確認しています。したがって、個別のキーワード毎にランキング操作をしたわけではないことは、確実です。おそらく、YST 内部にはサイト単位の評価パラメータがあり、これまでは不当に低く設定されていたのを、本来の値に戻したのだろうと推測しています。

一部の人が言うような、ここでの記述が「電波」の産物であるのなら、こんな現象は説明できないはずです。ランキングを下げられていたのを解除したから、こうなったとしか考えられません。本当にランキング操作がなかったとすれば、こんなランキングの回復は起こりえないはずです。

では、YST によるランキング操作は無くなったのかというと、そうでもない。不自然な動きは、あいかわらずあります。しかしこの程度なら、他のキーワードやサイトでも見られることなので、「YST ってこんなものなんだ」と割り切るしかなさそうです。とりあえず、今は不当にランキングを下げられていたのが、無くなったことを喜ぶべきなのでしょう……
が、喜ぶ気になれない。今でもなお、他の多くのサイトでこっそりとランキング操作をされているのかと思うと……悲しいことです。

……で、やっぱりとゆーか、ウェブを検索してみると、ここの記述を「電波」呼ばわりするヤツがいますね。こちらは何も隠し立てする気はないのだから、問い合わせがあれば素直に答えるのに、問い合わせをしないで「電波」と決めつけるのはいかがなものかと。ちゃんと根拠があって「電波だ」と決めつけるのならまだしも、根拠すら示さないで決めつけているし。
過去にも、Google 八分の件で「電波」呼ばわりされたことがあります。今は消えていますが。

妨害行為をしかけている相手について

相手は、手話のできる健聴者です。手話コーラスを通して、健常者に対して手話を普及させることを考えていますが、ろう者に対して手話コーラスを広める気はないようです。氏名もわかっていますが、ここでは伏せます。

実は、これを書く少し前に、メールでのやりとりがありました。相手から申し入れがあったのです。相手を特定できる可能性があるので、ここでは詳しくは書きませんが。それに公の場でメールの内容をさらすと、相手は激怒するでしょうし。

メールに書かれている内容から感じる相手のキャラクターは、ブログのそれとはまったく別人でした。彼のブログの読者がこのメールを読むと、きっとビックリされると思います。そして、僕に対して憎悪をぶつけてくるんです。その上で、筋の通らない一方的な申し入れをしてくるのです。こちらからは、検索エンジンスパムをやめるよう申し入れたのですが、聞き入れませんでした。話し合いをする気が、相手には初めからないのです。こりゃダメだ、と思いました。

正直、なぜああまで僕を憎悪するのか、理由がわかりません。が、相手には僕に妨害をしかけるだけの感情的な理由があるらしい、ということは納得できました。

しかし、個人的な感情はともかく、彼のやっていることは問題があると思います。そりゃ、検索エンジンスパムを取り締まる法律はまだないので、法律的には何もできませんが。しかし、道義的な問題については問えると思います。

僕の書いた、手話コーラスについての意見が気に入らない人がいることは、わかります。だったら、こんな嫌がらせなんかしないで、ちゃんと声に出してほしい。そうしないと、何も解決しないのだから。僕の方は、それを望んでこういうサイトを作ったんです。耳の聞こえない立場から、率直な気持ちを書いたつもりです。それに、僕は手話コーラスそのものは否定していません。分類すれば、条件付き肯定派なんです。ちゃんとした手話コーラスが出てくるのを、期待しているのです。

彼のやっていることは、手話コーラスに関する世論の誤った方向への情報操作なのです。善意の手話初心者に「ろう者は喜ぶ」とウソを教え、音楽にあこがれる聴覚障害者に「音楽を伝えられる」とだまし、世間に「手話コーラスは良い、正しい」と偽善を勧めています。今の手話コーラスは、そんな立派なものではない、そんなに完成されたものではない。それをごまかして、さも立派なものであるかのように情報操作しています。

このサイトは、以前にも検索エンジンスパムで被害に遭っています。その時も、手話コーラスがらみでした。手話コーラスをやる人たちは、聴覚障害者のまっとうな意見なぞはなから無視して、検索エンジンスパムでつぶせばいい、という考え方なのでしょうか。

こういう人間がいるのだということを、皆さんに知ってもらいたいと思います。

ステルス・マーケティング [修正 2007/09/05]

いくつかの偶然もあって、最近になってようやく事の真相が見えて来ました。そのため、以前は憶測にもとづいて書いていたこの章を、大幅に書き換えました。

彼らは「手話コーラス」をターゲットにした「ステルス・マーケティング」をやっていたのです。バックは、おそらく芸能界。

ステルス・マーケティング
Stealth Marketing
無関係の第三者を装って、商品を宣伝したり口コミで発信・伝播をはかる行為。消費者をあざむく行為なので、事の真相を知った消費者から非難を受けることになる。
ブログでしばしばステルス・マーケティングがおこなわれており、見破られたサイトでは「炎上」(そのサイトに対して非難が集中する状態)が起きている。次に、その典型例を示す。
NHKに取り上げられた 女子大生のブログ炎上

僕は、初めから「嫌がらせのため」という単純な動機だとは考えていませんでした。なぜなら、この手の不正行為は金がかかるからです。今までに使った金は、ヘタすると何百万円もかかってるかも知れません。そんな大金を使ってまで、やる価値があるとは思えない。

しかし、芸能界が手話コーラスでステルス・マーケティングをしかけるという発想は、僕にはありませんでした。どこかの手話講習を生業とする教育業者がしかけたのかなぁ、それにしては投下した費用の割には、それにみあう収入増なんてあまり期待できそうにないしなぁ……と思っていた。芸能界にはとんと無関心だったんです。

しかけていたのが芸能界なら、納得なのです。人気タレントに手話コーラスやらせたり、手話歌を売りにしたアイドルを作り上げればいい。手話コーラスなら、音楽だけでなく手話を使った振り付けも売りになるので、音楽と動画をセットにした CD が売れる、というわけ。手話コーラスがヒットすれば、手話コーラスをまねる人がたくさん出てくるわけで、複雑な手話振り付けを学習するためにもなおさら CD が必要になり、かなりの売り上げが期待できるのです。

それが、手話コーラスを批判するこのサイトがあると、彼らにとっては営業妨害になるわけです。だから僕のこのサイトを、検索エンジンから排除しょうとしたのでしょう。
こう考えると、僕に妨害行為をしかけていた相手からのメールに、僕に対する憎悪が込められていた理由もわかってきます。せっかくつかんだ芸能界に打って出られる機会を、僕につぶされてしまったのですから。
改めて見ると、芸能界にはすでに「手話歌のコンテスト」という因縁がありました。実はこの「手話ミュージックコンテスト」、このサイトではあえて書かなかったスキャンダルがあるんです。影響が大きいので、わざと伏せたんですが……妨害行為をあくまでも続けるつもりなら、これを公開するつもりでいます。

バックが芸能界であることを前提にして調べ直してみたら、僕よりも前に似た事例があるのを見つけました。有名な手話歌「世界に一つだけの花」のダークサイド版。
詳細は書きません。なにしろ、その当事者はその事件で PTSD (心的外傷後ストレス障害) を負っている、かわいそうな人なのですから。しかし、検索エンジンを縦横に使いこなす力のある人でしたら、たったこれだけのヒントでも見つけることができるでしょう。YST では、検索結果から消されていることも確認できるはずです。

手話コーラスを愛し真面目に努力していた人を、芸能界はつぶしたのです。ヒット曲「世界で一つだけの花」の手話歌別バージョンを作っただけで、なのです。つぶした理由も、見当がつく。CD が売れなくなるから。その人は、手話の振り付けをフリーで公開していたのです。

改めて思う。こんな卑劣なヤツにいいようにこき使われていた、手話コーラスやってる人たちの情けなさを。

追記・ろう者にたいする詐欺とこの件は関係ない [2007/02/26]

最近、多くのろう者をカモにした詐欺事件がありました。ここでのランキング操作の問題をこれと結びつけて、関係があるんじゃないか、という声がウェブで出ています。

僕自身は、詐欺事件とは無関係だと考えています。少なくとも、例の詐欺事件と結びつくような証拠は全くありません。まあ、聴覚障害者をうまく利用して自分の利益をはかる行為としてなら、ある程度共通するものは感じますが……直接結びつける証拠が無いのですから、別件だと考えるべきでしょう。

追記・手話歌をやる偽善者 [2014/06/10]

今では、自分に対して卑劣な行為をしてきた相手の正体は割れています。本当の正体は、偽善的な宣伝活動をもっぱらとする左翼活動家でした。もっとも、上記も間違いではなく、芸能界ともつながりを持っています。
これについては、自分のブログ「手話歌をやる偽善者の正体」に書いてありますので、そちらへどうぞ。


[記:2006年11月25日]
[追記:2007年9月5日]

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